「外に出た方がいいのは分かっているけど、どう声をかければいいのか分からない」
そんな悩みを抱えるご家族は少なくありません。
高齢になると、体力の低下や転倒への不安などから、外出がおっくうになることがあります。
しかし、無理に連れ出そうとすると逆効果になることもあります。
今回は、ご家族ができる外出支援についてご紹介します。
「行こう」ではなく「一緒に行こう」
「散歩に行こう」
「買い物に行こう」
よりも、
「一緒に散歩しない?」
「一緒に買い物に行こうか」
の方が受け入れられやすいことがあります。
高齢者にとっては、外出そのものよりも「誰かと過ごす時間」が目的になることも少なくありません。
小さな外出から始める
いきなり長時間の外出を計画する必要はありません。
・自宅の周りを10分歩く
・コンビニへ行く
・近所の公園まで行く
まずは成功体験を積み重ねることが大切です。
本人の興味や目的を大切にする
外出には「目的」がある方が続きやすくなります。
例えば、
・好きな食べ物を買いに行く
・季節の花を見に行く
・お墓参りに行く
・孫へのプレゼントを選ぶ
など、その人らしい目的を見つけてみましょう。
家族だけで抱え込まない
仕事や子育てをしながら、ご家族の外出を支えることは簡単ではありません。
「連れて行きたい気持ちはあるけれど時間が取れない」
そんなご家庭も多くあります。
だからこそ、必要に応じて周囲のサポートを活用することも大切です。
外出は健康づくりの第一歩
外出には、
・筋力の維持
・認知機能への刺激
・気分転換
・社会とのつながり
など、多くの効果が期待できます。
特別な外出である必要はありません。
近所への買い物や散歩も立派な外出支援です。
まとめ
高齢者の外出支援で大切なのは、無理をさせることではなく、「安心して外に出られる環境」をつくることです。
小さな一歩の積み重ねが、健康維持や介護予防につながります。
ご家族だけで難しい場合は、外出支援サービスなども活用しながら、その人らしい生活を支えていきましょう。
次回予告
「買い物は最高の介護予防」
普段何気なく行っている買い物には、筋力維持や認知機能の刺激など、さまざまな介護予防効果があります。
次回は、なぜ買い物が介護予防につながるのかをご紹介します。
