
秋の紅葉シーズンは、暑さが落ち着いて外出しやすくなる一方で、朝晩と日中の気温差が大きくなる季節でもあります。
「家を出たときは少し寒かったのに、歩いていると暑くなってきた」
「夏ほど汗をかいていないから、水分はあまり必要ないかな」
そんな小さな油断が、外出先での体調不良につながることがあります。
今回は、秋のおでかけをより快適に楽しむために、「服装」と「水分補給」のポイントをご紹介します。
🍁ポイント①「重ね着」で、こまめに体温調整
秋のおでかけでおすすめしたいのが、一度に厚着をするのではなく、脱ぎ着しやすい服を重ねることです。
たとえば、
- 薄手のシャツ+カーディガン
- 薄手の上着+ストール
- ベストなど、腕を動かしやすい防寒着
などがおすすめです。
紅葉狩りでは、朝の冷え込んだ時間帯から出かけて、日中に気温が上がることもあります。
そのため、
「寒くなったら着る」
「暑くなったら脱ぐ」
という調整がしやすい服装にしておくと安心です。
特にシニアの方は、「少し暑いけれど、せっかく着てきたから」と我慢してしまうことも。
無理をせず、その時の体感に合わせて一枚ずつ調整することが大切です。
🍵ポイント② 秋こそ注意したい「隠れ脱水」
脱水というと、「汗をたくさんかく夏」というイメージがあるかもしれません。
しかし、秋も注意が必要です。
気温が下がると汗をかいていることに気づきにくくなり、夏ほど「喉が渇いた!」と感じないこともあります。
また、外出中は歩くことに夢中になったり、トイレが心配で水分を控えたりして、知らないうちに水分摂取が少なくなることもあります。
そこでおすすめなのが、「喉が渇いてから」ではなく、休憩のタイミングなどに少しずつ水分をとることです。
たとえば、
- 保温ボトルにお茶を入れて持ち歩く
- ベンチなどで休憩するときに水分をとる
- 「喉が渇いていなくても」少量ずつ飲む
- トイレを気にして極端に水分を控えない
といった工夫をしてみましょう。
温かいお茶など、自分が無理なく飲みやすい飲み物を準備しておくのも、秋のおでかけを続けるコツです。
※水分制限の指示を受けている方は、主治医などの指示を優先してください。
👨🦱「大丈夫ですか?」だけではない、まほらの気配り
外出支援では、「具合が悪くなってから対応する」のではなく、体調を崩さないように早めに気づくことも大切です。
まほらでは、同行するスタッフが、
「少し暑くなってきましたね。上着を一枚脱ぎましょうか?」
「ここで少し休憩して、お茶を飲みませんか?」
「顔色やご様子、少しお疲れではないですか?」
など、その日の気温や歩くペース、ご本人の様子を見ながらお声がけします。
元救急隊員としての経験も活かし、普段と違う様子がないかを確認しながら、無理をしないペースで外出を楽しんでいただくことを大切にしています。
🌿 今日のワンポイント
秋のおでかけは、
「厚着」ではなく「調整できる服装」
「一気に飲む」ではなく「こまめな水分補給」
を意識してみましょう。
そして何より大切なのは、「今日はちょっと疲れたな」と感じたときに、早めに休むこと。
次回の第3話では、紅葉スポットで気になる「坂道・階段・長距離歩行」について、安心して歩くためのルート選びと休憩のポイントをご紹介します。
