
こんにちは!外出支援サービス「まほら」です。
前回は、ペットボトルや軽食の持ち運びにおける衛生管理についてお伝えしました。
第3話では、おでかけの大きな楽しみである「外食」を、安全に、そして美味しく楽しむためのポイントを、元救急隊員の視点から解説します。
免疫力低下に注意!夏のメニュー選びは「加熱」が基本
夏は暑さで体力が消耗しやすく、シニア世代の方は特に胃腸の免疫力が低下しやすい傾向があります。若年層であれば何ともない少量の菌でも、シニアの方には重症化を招く「食中毒」のリスクとなる場合があります。
おでかけ先で地元のグルメを楽しむ際、以下のポイントを意識してみてください。
【メニュー選びのポイント】
「しっかり加熱」が鉄則:
生肉、半熟卵、生の魚介類(特に貝類)は、夏場はできるだけ避けましょう。菌は加熱することで死滅します。中心部までしっかりと火が通っている料理を選ぶのが、最も安全な対策です。
「作り置き」に注意:
バイキングやビュッフェ形式、惣菜など、調理されてから時間が経過しているものは、菌が繁殖している可能性があります。提供されてからすぐの、温かい料理を選びましょう。
「消化の良いもの」を:
夏場は冷たい飲み物や冷たい麺類を選びがちですが、冷たいものばかりでは胃腸が冷え、さらに免疫力を低下させてしまいます。適度に温かく、消化の良いものを取り入れ、胃腸への負担を和らげましょう。
救急現場でも、「旅先で美味しいものを食べたけれど、夜中に腹痛と嘔吐で動けなくなった」という搬送例は少なくありません。共通して「生の海鮮」や「作り置きのサラダ」などが原因であることも多かったため、夏場のメニュー選びには慎重さが必要です。
外出先での「手洗い・消毒」は、タイミングが命!
外出先では、手すりやドアノブ、お札や小銭、エスカレーターのベルトなど、不特定多数の人が触れる場所に菌が付着しています。
食中毒予防の基本である「手洗い」ですが、外出先では**「いつ洗うか」**が非常に重要です。
【効果的な手洗いのタイミング】
「食べる直前」が最重要!:
おでかけ先での楽しいおしゃべりで、手洗いのタイミングを逃してしまうことがあります。料理が運ばれてくる前、「今から食べる」というその瞬間が、手洗いや消毒の最も効果的なタイミングです。
食事前の「トイレ」は鬼門:
食事前のトイレでは、特に菌が手に付きやすくなります。トイレから出たら、石けんで念入りに手を洗うのはもちろん、席に戻る前にもう一度消毒をするなど、万全を期しましょう。
石けんと消毒液の「ダブル使い」:
石けんによる手洗いが基本ですが、お店に石けんがない場合や、手洗いが混雑している場合は、持参したアルコール消毒液を活用しましょう。
まほらからのワンポイント
夏の楽しいおでかけを、安全に終わらせるために。
**「しっかり火が通ったものを選ぶ」「食べる直前の手洗い」**を、ぜひおでかけの新しいマナーにしてください。
安全な食事で、美味しい思い出をたくさんつくりましょう!
